君の

その歌声は時にとても丁寧で
それはまるで音を静かに辿るような
糸を傷付けないようにたぐるような
そっと自分を抑えつけるかの如く
そんな緊張感に溢れているのに

サビを迎えた時には
まるで踊っているかのような
我を忘れて委ねているような
本能と言う名の波の上で
自然の祝福に喜びを解き放つみたいに
そんな奔放さに溢れていて

うん、不思議な人だって思う。
天才肌なのに、生活感に溢れてて
貧しそうなのに、ほんとは誰より裕福で
不自由なのに、許せる優しさを持っていて
狭い世界で無限の拡がりを作る人。
自分の世界を創造できる人。
そんな風に感じました。

とても素敵な歌をどうもありがとう。
思った通り、君の起伏が心地よくて
まるで君の隣にいるようでした。

今日の音源だけで充分だよ。
動画のことは気にしないで。
君の声だけで、生きていける。
そんな気がしたよ。

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SILENT YARITORI

ちゅーへの手紙