君を見つめると
恥ずかしそうに笑うから、
僕はそれが嬉しくて
目をそらせなくなってしまうんだ。
その笑顔が大好きだから。
君が「おいで」って言ってくれた日、
受け入れてもらえた気がした。
弱いところも嫌いなところも
全部包み込んでもらえた気がした。
君の声を、何百回も聞いたんだ。
弱った君の「ありがとう」は
「ごめんなさい」にも似ていて、
君の笑顔は、涙にも似ていて、
僕は君を抱き締めたくなる。
カーテンを閉めきった部屋に
わずかにさす木漏れ日のような光をうけて
目を閉じる君を思い浮かべる。
あの時間がずっと続けばいいのに。
永遠なんて地獄だと思ってた。
いつも終わりに憧れていた。
君に出会って、
初めて「ずっと」って願った。
君のことを傷つける全てのことから
君の笑顔を曇らせる全ての言葉から
ずっと君を守っていたい。
光を閉ざしたあの部屋に
いつまでも君を閉じ込めていたい。
楽しそうに夢中で話してくれる言葉に
相槌を返しながら、その髪を撫でながら
ずっと、ずっと。
SILENT YARITORI
ちゅーへの手紙
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